前回の続きです。
ブラウザごとの差異について、
サウンド以外にも気づいたことがあるのでちょっと書いてみます。
まずはCSS3。
機能テストでの視覚表現はできるだけCSSでやるようにしました。
スクリプトを修正せずに済むなら、その方が良いと思うからです。
transform,box-shadow,text-shadow,linear-gradient あたりを活用すれば、
それなりに豊かな視覚表現が期待できます。
しかし現状では対応してないブラウザがあったり、
ベンダープレフィックスを指定する必要があったりするのが、
残念です。
各ブラウザでの対応状況が早期に改善されることを期待しています。
ちなみに、
ブラウザごとのCSS3対応状況はこちらで確認できます。
また、text-shadow を使うと動作が重くなったりすることがあります。
FirefoxやOperaでは文字数が多くなるほどだんだん描画が遅くなりますが、
webkit系のChromeやSafariでは遅くなることなく安定しています。
普通に考えれば、「影」処理を適用しつつ1文字ずつ描画するわけですから、
文字数が多くなれば処理時間が増えるのは当然とも思えるのですが、
webkit系は文章全体に一度だけ「影」を適用するなどして
うまくやっているのかもしれませんね。
次にサウンド。
前回でも触れましたが、
HTML5でコーディックが統一されていないのが現状の問題。
ビデオも同様なようです。
特許がらみの問題がない OGG Vorbis あたりでいいんじゃないのかと
個人的には思うのですが、
ブラウザごとに思惑とかあるのでしょうか・・・。
ということで、
現状ではクロスブラウザで動作させるには、
使用するCSSを制限したり、サウンドはOGGとMP3の2種類を用意するなど、
配慮する必要がありそうです。
ただし視覚表現とのトレードオフがあるのが悩ましいところです。
特に、text-shadow とか・・・。
個人的には、
対応状況や速度面で有利と感じる Chrome を使えばいいじゃないか、
と言いたかったりしますが(^_^;)
それから、
プラグインを少し修正しました。
OesText.printIcon を画像だけでなく汎用的にやれるようにしてみました。
また、選択肢を選択後の「余韻」を表現できるようにしてみました。
あと、微妙に内部処理を調整しました。
パッケージのダウンロードはこちらからどうぞ。
関連投稿はこちらで参照できます。
ちなみに、enchant.jsを使ってiphone用アプリを作り、Appstoreに登録することってできるんですかね?(事例はあるっぽいですが)
MAC買ってDevelopperなんとかに登録する必要があるようですが。
どうやら可能なようですね。
ググったらこれを見つけました。
通常はブラウザからアクセスして使う HTML+JavaScript なWebアプリを、どうやってiPhoneアプリ化するのだろうと思って調べたら、PhoneGapとか言うのを使えば作れるようですね。技術的には、iPhone内蔵のブラウザ機能を呼び出すアプリとして実現するのかな?
ただ、いずれにしろ開発するにはMacが必要なようです。
アプリ登録にもいろいろ手続きを要するっぽいですね。
Windowsで開発できればなぁ・・・とも思ったりしたけど無理だろな(^_^;)
どうもです。
enchant_PROってのを使うとできるぽいこと書いてありますね。有料ですが。
phonegapはフリーぽいですね。
いろいろ調べてみますです。