とあるソースコードをいじっている時に、
public static const なやつの順番をなんか入れ替えたくなったので(^_^;)
行を選択してカット&ペーストとかを繰り返していたら、
なんか突然方向キーの「↓」が反応しなくなった。
何度か叩いてみたり強打してみたりしたが直らない・・・うむぅ、困った。
しょうがないので作業を中断し、いい機会なので掃除をしてみることにした。
ケースを開けてキートップを全て外し、掃除機で吸引したりしてみた。
が、直ってくれない・・・。
ちなみにその時に使っていたキーボードは
DECブランドの PCXAJ-AA B01という、
いわゆるメンブレンなキーボード。
ヌルッとしたソフトなキータッチがなんかイイんです。
その昔に務めていた会社の引越し時に処分するところを
ロハでもらってきたやつだったりします(^_^;)
ちょっと調べてみたら、かつての富士通高見澤コンポーネント製とのこと。
かなり古いことは間違いないと思われますが、
わりと愛用している方もいるみたいです。
ということで、
前に愛用していたこれまたメンブレンなキーボード
FKB8520-151 を押入れから引っ張りだすことにしました。
ヌルっとしたタッチは同様ですが、ごく微妙にこっちの方が重いかな?
こだわりをもって使われている方も多いようで、
ググると結構ヒットしますね。
これも富士通高見澤コンポーネント製だったはず。
ちなみにPC/AT機としては初めて買ったセットに付いていたやつです。
当時はまだWindowsは無く、DOS/Vな状況でした。
さて、
ではPCに付け替えようかとした時、あることを思い出しました。
こいつを接続できなくなったからPCXAJ-AAに替えたんだった、と・・・。
そうなんです、端子がAT(DIN5)なんです。
いや、それはまだいいんです。
接続するためにAT→PS/2(DIN5→MINI-DIN6)変換コネクタを使っていたのですが、PS/2側のピンが一本折れちゃってダメになってたんです。
ああ、そうだった! がび~ん! な感じ。
(まぁ、その時に変換コネクタを買ってくれば解決だったんだけどね。なんか放っておいてしまっていたのです)
となると、
あとはDECブランドのRT106を出してくるしかない。
これも確か処分するところをタダでもらってきたはず(^_^;)
いたく愛用されている方もいて、
個人的にもそんなに悪くはないとは思うのですが、
キータッチがやや重く、打鍵音がちょっと気になります。
いままでの感覚と違うので、どうしたものかと・・・。
実はもう一台、
ELECOMのTK-U12FYASVという、
やはりメンブレンなのがあるのですが、
その昔アキバをぶらついていた時に980円で売ってたのを見つけ、
ちょうどPS2用に良さそうだなと購入したものの、殆ど使っていませんでした。
自分にはタッチがやや重く、打鍵音も気になる感じですね。
なんと言っても問題なのはUSB接続だということ。
使用しているPC切替器がPS/2接続なので却下せざるをえません。
ここまで来て、ピキーンと閃きました!
PCXAJ-AA B01 と FKB8520-151 はどちらも富士通製、
一方はPS/2で、もう一方はAT端子。
ケーブルだけ入れ替えれば行けるんじゃね!?
実際、内部のコントローラ基板への接続端子はまったく同じで、
試しにやってみるとバッチリ動作しました。
ちなみに使われていたマイコンチップは、
FKB8520-151 が 8051AH、
PCXAJ-AA B01 が 68HC05C4 とかいうヤツでした。
この手のコントローラには8051系が多く使われている気がするのですが、
6800系列というのは珍しい?
というわけで色々ありましたが、
FKB8520-151 がPS/2接続キーボードに化けました(^_^;)
めでたしめでたし。
とは言うものの、
PCXAJ-AA B01 がアノ状態なままなのもなんか悔しいので、
この際だから裏の鉄板も外して中の状態をチェックしてみることにしました。
ゴムシートや透明シートがこんな感じに構成されています。
問題となった「↓」方向キーの辺りをめくってみると、
なぜか水滴なようなもので湿っていました。
これが原因のようには思えませんでしたが、とりあえず指で拭っておきました。
結局ナニが悪かったか不明のまま、元通りに戻して接続してみたところ、
アレ!? 直っとる!!
さて、
FKB8520-151 を元のAT接続仕様に戻すか・・・(終)