非力なネットブックを活用すべく、
軽量なデスクトップ環境であるLXDEを採用している
Lubuntuを入れてみたのが6年半くらい前のこと。
当時のバージョンは13.04でした。
そこそこ軽快に動いてくれたように思います。
その後、
「Lubuntuに比べ、より質実剛健に快適動作を追求」
と謳っているLinuxBeanに変えてみたりしました。
バージョンは14.04LTSでした。
この時にLTS(長期サポート版)が2年おきに出るのを知ったように思います。
LinuxBeanは設定まわりが親切な感じで好感を覚えたりしました。
ただ、残念ながら開発が中断してしまったようで、
次のLTSである16.04版は公式には出ませんでした。
非公式な LinuxBean 16.04 が提供されたようなのですが、
自分は導入しないままになってしまいました。
さらに時が流れ18.04LTSが出た後は、
再びLubuntuをネットブックに入れ、
さらにはノートPCにも64bit版を入れたりしました。
そんなこんなで、
それなりにネットブックやLubuntuを活用したりしてましたが、
昨年の9月に Ryzen 3600 + NVMe SSD な自作機に新調して、
快適な環境を手に入れてからは、
すっかり使わなくなってしまいました。
以前にメインで使っていたノートPCさえも、
あまり触らない感じに(^_^;)
そんな折、
先日Ubuntu20.04LTSがリリースされました。
ちょっと試してみたいけど、
Windowsではうまくやれないやつとかあったりするので、
やはりUbuntuな環境はあった方が良いかなと思い、
試しにノートPCに20.04を入れてみることにしました。
まぁ、WSLとかあったりするので、
それでもかまわないんだけど、
こんな問題もあったりするし、
やっぱNativeなGUIでやれる方が良いかなと。
そういえば軽量VMを採用したWSL2がそろそろ正式に出るようなので、
それを待つのも良いかも。
さて、
ノートPCの方は8年くらい前に購入したやつで、
それなりに古いことは古いのですが、
4C8Tでメモリは8Gあったりするので、
軽量なデスクトップ環境にこだわる必要はなかったりします。
Ubuntuはデスクトップ環境が異なる派生版が色々あるので、
他のにしても良いのですが、
20.04からはLXDEがLXQtに変更となったので、
どう変わったのか興味もあったので、
またLubuntuを入れてみることしました。
ということで、
以前の18.04は削除して改めてインストールしてみました。
ちょうどこちらの記事を見つけたので、参考にしてやってみました。
まずはブート用のUSBドライブを作ります。
公式サイトからISOをダウンロードして、
自分はRufusを使ってやりました。
以前はUNetBootinとかよく使ってたけど、
最近はRufusがお気に入り(^_^)
マルチブートさせるので、
パーティション設定は「手動」を選択。
注意すべき点はマウントポイントとブートローダを入れる所くらいで
あとは指示に従ってやっていくだけな感じ。
それにしてもインストーラ画面もだんだん進化している感じですね。
問題なくインストール完了したのでさっそく起動。
ざっと触ってみた所感を書いてみます。
Qtベースになったため、
テキストエディタやパッケージマネージャのアプリが変更されてたりしますが、
使い勝手はLXDEの時とそんなには変わっていないような印象。
見た目はすこし格好良くなったような気がします。
LXDEの時はタスクバーの設定からクイック起動に
アプリを登録する感じだったのが、
アプリメニュからドラッグで登録できるようになってました。
ただ、タスクバーのアイコンをドラッグしても位置を変更できず・・・う~む。
アイコンを右クリックで出るメニューから移動できるのを見つけたけど、
左右に一つずつしか移動できないのはイマイチかな(^_^;)
ひと手間入れないと日本語入力できないのも減点。
あと、ファイルマネージャがPCManFM-Qtに変更になっているのですが、
なぜかパーミッションを表示するオプションが無い・・・。
気になったので調べてみると、
こちらを見つけました。
作者的には一般人向けじゃないから醜悪と思っているふしが?
いまいち上記の英語文章をよく理解できてないけど。
何にしてもパーミッションが表示されないのはちょっとなぁ。
LXDEのときは出来たのに・・・。
ターミナルを起動してls
で確認しないといけないのはメンドイ。
ん~、
せっかくインストールしたのですが、
即日本語入力できなかったり、
個人的に不都合に思える部分があるので、
別の派生版に変えることにしました。
こちらによるとメモリ使用量は確かに少なくて良さげではあるんだけど・・・
もはや特にこだわる必要もないので。
改めて調べてみると、
Ubuntuの派生版は色々とあるんですね。
軽量版にこだわっていたせいで、
LXDEしか使ったことがなかったりします。
なんで食わず嫌いな感じになってたんだろうか(^_^;)
現状のLXQtなLubuntuは個人的にイマイチでしたが、
おなじQtをベースにしたKDEを採用したKubuntuとかあるので、
比較のためにもまずはこれをインストールしてみることにしました。
え~、
ここまで書いておいて何ですが、
なんか長くなってしまったので続きは次回にします(^_^;)